一般的にはプチプチ、エアーキャップ(注1)等と呼ばれている気泡緩衝材を減容する為の装置であり、従来世の中に無かった装置なので、「バブルプレス」としました。
手動装置発表以来、少なからぬ方々から製品化についてお問い合わせを頂いていましたが、この度「業務用バブルプレス」(試作機)が完成したのでご紹介します。
「業務用バブルプレス 」は比較的大量の気泡緩衝材を業務の中で減容する事を想定したものであり、「電気用品安全法」対象の家庭用ではありません。
近年は SDGs「Sustainable Development Goals」「持続可能な開発目標」が大きく取り上げられる様になりました。
従来は殆どが焼却処分されていた気泡緩衝材も、リサイクル、リユースしようという活動が各地から聞こえて来ます。(注2)
ここで問題になるのは、気泡緩衝材の中身は空気であり、リサイクル原料としてそのまま運搬すると運送代が高くなり過ぎる事です。
商業ベースでリサイクルをする為には、気泡緩衝材を出来るだけ圧縮して体積を減らす「減容」が必要になります。
バブルプレスは小形、低消費電力で、効率良く気泡緩衝材を減容する手段の一つあり、時代の要請に充分答えられる装置です。
●プチプチd37のロール 幅60Cmx長さ10m の減容 プチプチd37の10mロールを減容します。 減容スピードは実測で約10Cm/s です。 |
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●プチプチd35、d37の減容 プチプチd35、d37、幅120Cmx長さ60Cmを減容します。 バリ接合により体積が復元しない事が判ります。 |
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●プチプチ、その他の各種気泡緩衝材の減容 一般的なプチプチやピロータイプ等が混在した気泡緩衝材を減容します。 減容前後で体積は1/2程度になっていますが、減容後の気泡緩衝材は少し押さえるとさらに体積が縮まります。 |