気泡緩衝材(プチプチ等)をスマートに減量する

「業務用バブルプレス」のご紹介


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1.「業務用バブルプレス」とは
SMDクランプバナー

 一般的にはプチプチ、エアーキャップ(注1)等と呼ばれている気泡緩衝材を減容する為の装置であり、従来世の中に無かった装置なので、「バブルプレス」としました。

 手動装置発表以来、少なからぬ方々から製品化についてお問い合わせを頂いていましたが、この度「業務用バブルプレス」(試作機)が完成したのでご紹介します。
 「業務用バブルプレス 」は比較的大量の気泡緩衝材を業務の中で減容する事を想定したものであり、「電気用品安全法」対象の家庭用ではありません。

 近年は SDGs「Sustainable Development Goals」「持続可能な開発目標」が大きく取り上げられる様になりました。
 従来は殆どが焼却処分されていた気泡緩衝材も、リサイクル、リユースしようという活動が各地から聞こえて来ます。(注2)

 ここで問題になるのは、気泡緩衝材の中身は空気であり、リサイクル原料としてそのまま運搬すると運送代が高くなり過ぎる事です。
 商業ベースでリサイクルをする為には、気泡緩衝材を出来るだけ圧縮して体積を減らす「減容」が必要になります。
 バブルプレスは小形、低消費電力で、効率良く気泡緩衝材を減容する手段の一つあり、時代の要請に充分答えられる装置です。

【注1】(ウィキペディア 「気泡緩衝材」より)
  プチプチ    : 川上産業株式会社の登録商標(登録番号 第2622392号)
  エアーキャップ : 酒井化学工業株式会社の登録商標(登録番号 第2703891号)

【注2】
   川上産業株式会社 プラスチックの国内循環
  株式会社宣伝会議 展示会場でプチプチ回収しリサイクル、業界初
  国土興産株式会社 プラスチックリサイクル
  株式会社岩井化成 岩井化成のリサイクル
  株式会社和泉 和泉'sブログ
  株式会社兼子 事例紹介
  ツジ電子株式会社 【ツジ電子の環境活動@】梱包材
   日本電線工業会 【2020年度】梱包材廃棄物の削減

2.「業務用バブルプレス」の概要
 バブルプレスの最大の特長は、プチプチの各層が「バリ接合」で固定化され、体積が復元しない事です。
 さらに単相AC100V、50/60Hz、1.6A、約160VA(軽負荷時)であり、一般的な環境機器に比べて極めて低消費電力です。
 
 *「バリ接合」とは、バブルプレスで圧縮した際に減容対象に生ずる「バリ」で層間が接合される現象です。
   一般的な呼称が無いので、新たに造語したものです。

3.減容実施例
 以下は動画による減容実施例です。

●プチプチd37のロール 幅60Cmx長さ10m の減容
 プチプチd37の10mロールを減容します。
 減容スピードは実測で約10Cm/s です。
●プチプチd35、d37の減容
プチプチd35、d37、幅120Cmx長さ60Cmを減容します。
バリ接合により体積が復元しない事が判ります。
●プチプチ、その他の各種気泡緩衝材の減容
 一般的なプチプチやピロータイプ等が混在した気泡緩衝材を減容します。
 減容前後で体積は1/2程度になっていますが、減容後の気泡緩衝材は少し押さえるとさらに体積が縮まります。

4.バブルプレスのデモ
 上記動画で使用しているバブルプレスのデモのご希望があればご連絡下さい。
 但し、長距離移動が困難の為、静岡、神奈川、山梨、愛知の各県に限らせて頂きます。
 且つ、気泡緩衝材の減容を必要とする状況、現場を拝見させて頂けるものとします。
 実際の現場の状況把握が目的であり、バブルプレスの売り込みが目的ではないのでご安心下さい。

5.バブルプレス事業移管先の募集
 バブルプレスの製造/販売/アフタサービス等の一括移管先を探しております。
 自社製品化案件として興味を持たれたら、下記連絡先にお気軽にお問い合わせ下さい。

 【連絡先】
  webmaster@proxi.co.jp
  TEL 055-934-1527
  担当 小澤

 (改訂 2023/11/11)
 (初版 2023/10/27)

特定商取引に関する法律に基づく表記

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